5月29日(日)に蒲田七町会合同(本蒲田一丁目町会、蒲田一丁目自治会、蒲田二丁目自治会、蒲田二丁目東町会、蒲田三丁目町会、蒲田東口町会、京浜蒲田町会)での防災訓練が、大田区立蒲田小学校で実施されました。
蒲田消防団 第1分団は、蒲田消防署と連携して訓練指導を行いました。
煙体験訓練
火災による煙には、一酸化炭素や有毒ガスが含まれています(煙体験ハウスの煙は無害です)。煙の拡散は非常に早く、室内や廊下など横方向へ広がる速さは毎秒0.3~0.8メートル、階段などの上方向へ上がる速さは毎秒3~5メートルと、人が階段を昇る速さの毎秒0.5メートルを大きく上回ります。安全に避難するには、姿勢を低くしてハンカチやタオルを口と鼻にあて煙を吸わないようにすることが重要です。
消火器による初期消火訓練
東京消防庁の調べによると、火災発生時の初期消火において消火器が使われた場合、消火の成功率は77.4%(平成24年中)となっています。各家庭においても消火器を設置し、消火器の正しい使い方を習得しておきましょう。
スタンドパイプ訓練
スタンドパイプは、いざという時、住民が活用できる消火資器材のひとつで、道路上にある消火栓や排水栓に差し込み、ホースをつないで消火を行います。軽量で操作も簡単、消防車が進入できない道路の狭い地域や木造住宅密集地域でも近くの消火栓等を使って消火活動ができます。
応急手当訓練
心肺蘇生法(CPR)とAEDを使用した救命処置と止血法による応急手当の訓練を行いました。緊急の事態に遭遇したときに適切な応急手当ができるように応急手当を学び、身につけておきましょう。
そのほか、119番通報訓練や護身用品説明、蒲田小学校内の備蓄倉庫見学が行われました。
最後に、第1分団による可搬ポンプ操法の展示を行いました。
防災訓練に参加された地域のみなさん、とても真剣に各訓練に取り組まれていました。
大変暑い中、お疲れ様でした!